ノウハウ的な

医療費控除って、何!?嫁さんに分かるよう説明してみる(#052)

こんばんは、筆者の「ちはねこ」です(=^x^=)

今日は、うちの妻から質問がありました。

医療費控除って、何!?

何やらオトクらしいが、全く得体のしれないこの制度。これを、とにかく感覚派の嫁さんのような方々に、必死に説明してみたいと思います。とりあえず、医療費控除と言ったら

・・・

なんか、税金が戻ってくるやつ!?

って感じだと思うのですが・・・。

筆者

今日は、彼女に理解していただくことが目標です。

さぁて、医療費控除。皆様も、聞いたことあると思いますが、なんとなく苦手意識を持ってるのではないのでしょうか。

んでもこれ。正しくやれば、税金がめちゃ浮くんですよ!?

例えばちはねこ家。去年一年間、不妊治療に苦しんでおりましたが。かかった医療費。去年一年間に、おおよそ110万!これを申告したらなんと!なんとなんと、

筆者

おおよそ、

14万円

の税金が、返ってくる

計算になりました。

14万ですよ14万!これは、やるっきゃないでしょう!

んでも大半のお家では、苦手意識を持ってスルーしてるのではないのでしょうか…そのため、今日はなんとなくのイメージを持ってもらうため、一生懸命記事を書き上げてみました。

この記事を読むと…
  1. 医療費控除のイメージが、つかめるかも!?
  2. ついでに、「確定申告」「控除」のイメージも、湧いてきます
  3. ちょっと難しい専門サイトを覗くきっかけになるかもしれません

色々不完全なところがあるとは思いますが、皆様のお家のお役に立てれば幸いです。

今回の記事ですが、素人である筆者が、同じような仲間に「大枠を捉えられるといいな」という思いで書いています。それゆえ正確さにかける部分があると思います。

もしこれで興味を持ったら、是非とも他のサイトで詳しく調べてみてください。

医療費控除とは?…可哀想なので医療費分ノーカウントにすること

ということで。「医療費控除」という、何やら難しいことについて話し始めるのですが。

そもそも「控除」ってなんでしょ。「控除」って。

うーん・・・
わかんない☆

・・・ですよねー^^;

控除っていうのは

お金を
「稼いでない」扱いにすること

だと、思っています。

・・・意味わかんないですよね。説明します。

税金は、稼いだ分に応じて取られる

ところで、ちは子さん。国の税金って、どんな風に決まるか知ってます??

うーん・・・
稼いだ分の、何%とか??
(全然わかんない!)

筆者

うん、それで、おおよそOK!

えーー!?うそー!?

んでも実際、そうなんです。税金のもともとの基本は、そんな感じだと思われます。

例えばここに、ちは子帝国があったとしましょう。
ちは子帝国は厳しくて、国民の収入の2割に税金をかけることにしました。

えちはべす1世

おーほほほ。
下々の者どもよ。
税金を納めなさい。

…私、
そんなキャラじゃないし💧

確定申告とは、税金を納めるために、国に年収を教える行為

そのためには、国が国民の稼ぎを知る必要があります。そこで「えちはべす1世」は税務署を作り、国民に年収を報告させるようにしました。

家臣

さぁ、下々の者どもよ。
年収を教えなさい!!

これが、「確定申告」です。超ざっくり言うと

確定申告とは
税金をとるために
国に年収を教えること

って感じのイメージで、いいかと。

そしてついに、貧民ちはねこの元にも達しがきて、税額を報告する羽目になりました。

筆者

・・・に、200万円しか
稼いでません💦
(数字は架空)

家臣

200万だな。
じゃあ、2割の40万円が税金だ!払え!

筆者

ひひーっ💦

多分、過去の税金のシステムって、こういうザックリした感じかと。

控除とは、年収を「ノーカウント」にすること。

んでも、貧民ちはねこは、不治の病にかかっていました。その病気を治すため、年間100万円を医者に払わなきゃいけませんでした。

筆者

稼ぎ200万円のうち
半分は医療費に飛んでいくけど
それでも…税金、払わないと、ダメ!?

それを見かねた、ちは子帝国の「えちはべす1世」。日頃は横暴なくせに、可哀想な人を見ると途端に情が湧いてくる女王でして。情けをかけることにしました。

えちはべす1世

…仕方ないわ。
医療費の分は
ノーカウントでいきましょう

…誰が横暴よ!?

…日頃の不満と愚痴が出てしまいましたが、それは置いといて(笑)

制度改正により、貧民ちはねこの年収は「200万円」から「100万円」の扱いになりました。2割の税金も、40万円から20万円になりました。

この「ノーカウント」のことを

「控除」

といいます。これが冒頭の

「控除」とは、お金を
「稼いでないもの」にすること

という意味です。ノーカウントになった分だけ、税金が軽くなります。有難いですね。

医療費控除で実際、どれぐらい減税できたのか??

と言うことで、実際の「ちはねこ家」のケースで考えてみましょう。

筆者

冒頭で
「14万円減税」
言いましたが、その説明です。

筆者の家の「控除額」は??

昨日、こんなツイートをしました。

ちはねこ家では、去年おおよそ、118万円ぐらいの医療費を払っております。その下の数字は、国などからの助成金(約37万)。差引、82万ぐらいを自己負担しております💦

そこで、「えちはべす1世」…いや、国税庁様にお情けを乞うことにしましょう。

今回、ちはねこ家では

約72万円

が、収入ノーカウント扱いになりました。先ほど言った「控除」ですね。

「ちは子帝国」では医療費控除は全額「ノーカウント扱い」でしたが、この国では

年間10万円を
オーバーした分

ノーカウント扱い

になります。例えば12万かかった家庭では2万円分、18万かかった家庭では8万円分認められます。すると、ちはねこ家では

うちでは
82万かかったから
72万円分なのね

そういうことでございます。

じゃあどれくらい税金軽くなるの??

じゃあ、「ちは子帝国」で2割だった税金。この国では何%かというと

ざっくり15〜20%

なイメージです。

…っていうと詳しい方から怒られそうな気がします。実際は説明が超面倒になるのですが、サラリーマン家庭はざっくり2割ぐらいと思っててください。

筆者

累進課税とか復興税とか、所得税と地方税の違いとか
正確なことを話すと長くなるのですが、全部省略してます。

さっき、「えちはべす1世」は100万円分の医療費をノーカウントにしました。税率は20%です。その結果、100万円の20%分、20万円の税金が軽くなりました。

【Before】
年収200万円扱い→税金は40万円
【After】
年収100万円扱い→税金は20万円

なので、実際の「ちはねこ家」では72万円分の収入がノーカウント扱いになったので…

筆者

72万円分の税金…
いくらだろう。

先ほど、「税率は2割」と言いました。計算方法は単純。¥720,000に0.2をかけてあげましょう。するとこの数字が出てくるはずです。

約140,000円

この分だけ、税金が軽くなったと言うわけです。いぇい!

よくある「勘違い」として、「税金、72万円分も軽くなるんだやったー」って言うのがあります。いやいやちょっと待ってくれ。軽くなるのは税金ではなく、「税金を計算する元となる金額」です。収入72万円分が「稼いでない扱い」になるだけですのでご注意を。

確定申告って、どんな感じ!?

あとは、実際の手続きについてザッとみていきましょう。

さっきの「ちは子帝国」では、この人が収入を聞いて回ってましたが、

この国では「確定申告」と言いまして、国民一人ひとりが税務署に「申告」をいたします。何を申告するかというと・・・完璧に答えようとしても、僕も答えられないのですが、超・超超超ざっくりいうと

収入と控除額

を国に報告するのです。

ちはねこの、去年の収入(イメージ)
  • 本業収入は1000万円(ウソ)
  • 副業収入は500万円(ウソ)
  • 医療費控除は72万円(ホント)
  • お代官さま、そんな感じでよろしくー

おおよそ、こんなことをしているのです。

えーでも、
私、今年、初めて
確定申告したよー

それは実は、会社が代わりに確定申告してくれているのです。詳しい方はご存知ですよね。いわゆる「年末調整」のことです。今回は説明を省きますが…

また控除も、医療費以外にも無数にあります。

控除の一例
  • 保険料控除(会社でよくやるやつ)
  • 扶養控除(専業主婦とかお子さんとか)
  • 寄附金控除(いわゆるふるさと納税とか)
  • 給与所得控除
  • 基礎控除
  • ほかにも無数に。

この辺も説明省略します。本当は色々話せるのですが。
(これらの控除のおかげで、実際の税金はだいぶ減らされています)

とりあえず、筆者ちはねこの家では、国に

筆者

収入は●百万あったけど
医療費控除よろしくねー

というのを送ったのです。あとは、お代官様の「お情け」を待つのみです。

具体的にはまず、国の税金7万円が銀行口座に振り込まれ、また6月からの市民税が月々約6000円ずつ軽くなるはずです。やったね^^

その前にそもそも
不妊治療に
100万ぐらい払ってるのですが…💧

まとめ:確定申告で医療費を申告したら、税金が軽くなる

ごちゃごちゃしてきましたね。ちょっと、まとめたいと思います。どん。

医療費控除、大雑把なイメージ
  1. 医療費控除とは、「可哀想だから税金を軽くしてあげよう」システム。
  2. 医療費が年間10万円以上かかると、オーバーした分だけ、収入からノーカウントにできる
  3. ノーカウント分の、おおよそ20%が減税される

これらのイメージのもと、詳しいサイトを覗いてもらうと、より理解が深まるかと

今回は、完全に「うちの妻」に説明するために書き上げてみたのですが…理解してもらえるかなぁ。時間がなくて「嫁チェック」抜きでUPしてみますが、是非とも皆さんの感想をいただければと思います。

今回、専門家でもない僕が説明するのはちょっと…と思ったのですが、実はうちの嫁さんから

是非とも
ネタにしてほしい!

とリクエストがあったので、書き上げてみました。

本当は具体的な確定申告のやり方もかければよかったのですが、そちらについては多くのサイトが詳しい説明を書いていると思うので。僕はあくまで、理論とイメージを説明するにとどめました。これを機に、少しでも多くの方が「控除」に目覚めて、色々調べるきっかけになってもらえれば幸いです。

お疲れ様でした。頭がごちゃごちゃしますね💦

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