ちはねこ雑記

そのブチ切れ、実は自分のコンプレックスじゃね?(#004)

ここ最近、プライベートがちょっと忙しくて、
久々にネット界に戻ってきました。筆者ちはねこです。

今、ちょっと嫁さん(専業主婦)と険悪なムードです。
今日はこの、ちょっとしたケンカで感じたことを書いてみましょうか。

あ、嫁さんを責める内容ではなく、
自分への反省です。反省。日々反省。

今日のテーマ:被害妄想で人を傷つけるのはやめましょ、という話

結論を先に書くことは苦手なのですが、
結論を先に書いてみましょう。

いわゆる「地雷を踏む」ことについてです。

ネタは、今朝のちょっとした、夫婦喧嘩から。
夫(私)は、妻のちょっとした一言で、過剰に反応してしまいます。

なんかね、最近後輩から
「自分は正しいと思ってることを言ってるつもりなのに
 夫が自分の言うことを一切聞いてくれない
 それどころか、過剰にキレてくる
みたいな相談を受けまして。
このエッセーを書き出してみました。

人って、多かれ少なかれ、コンプレックスがあるよねーって話です。
すぐキレてしまうことはしゃあないけれども、
できるだけ、慎んでいきましょ
、っていう感じのお話です。

目からウロコな解決法は特に示してませんが、
筆者の日常生活から、何か感じるものがあれば嬉しいです。

今朝のちょっとした夫婦げんか

最初にちょっと、今朝の小さな夫婦喧嘩について、書き出してみたいと思います。

ええ。ささいなことですよ。些細な。

色々不器用な人間なので

うちは、妻はすごく、きれい好きなんですよね。
かたや、このブログをカキカキしている夫は、かなりの片付け下手。

これはねぇ、
前々から書いてある「発達障害」の「ADHD」の特性らしくてですね。
今回は詳しい説明は省くのですが、とりあえず、片付けが嫌いなんです。もう、DNAレベルで。はい。

(過去のADHDに関する記事はこちらから)
https://yome-hachi.com/?s=adhd

んでもそんな「障害なのでごめんなさ〜〜い、俺無理ー。文句いわんでちょー」なんて言ってたら、とたんに部屋はゴミ屋敷となり、必要な物品は四次元空間に消え、タダでさえ仕事ができない男がさらにダメ男になってしまいます。
過去にいろいろ痛い思いをした筆者は、それゆえ、基本的に片付けについては、嫁さんの力を借りることにしています。嫁さんの言うことを基本的には、聞くことにしています。

書類の山を作る夫、それを撤去する妻

例えば、ね。
寝る前に僕が、書類をテーブルに出しっぱなしだったとします。
僕としては、まだ作業中だし、てかテーブルから書類が消えるとその書類の存在自体も抹消されてしまうので(!?)、書類は出しっぱなしにしたいわけです。

んでも、このダメ夫の困ったところは、
その書類を翌日、きちんと処理すればいいのですが、
まぁ、いかんことに、たいていそのまま放置プレイ。

放置ならまだいいのですが、また新しい「書類B」を持ってきて、追加積立。

こうやって、一人暮らし時代は、
部屋の各所に書類の山を築き上げてきたわけです。

妻は、こーゆーの、大っ嫌いなのですね。
なので、夜、放置プレイの書類たちを見つけると、
ソッコー、「夫BOX」に撤収。

勝手に「夫BOX」と名前をつけましたが(うちでもこんな呼び名はない)
要は、夫が放置していた物品を強制的に集めるボックスが、リビングにあるわけです。

妻に従うことが賢明

昔の僕だったら、そんな妻に反発してたと思います。

だって、そんな、明日やろうとしていた書類ですよ。
撤去したら訳わからなくなるじゃないですか。

…といいながら、結局やらないのですが。
ADHDの特性として「時間が立つとすぐ忘れる」という、便利なような残念な特性がございます。
今処理する気満々の書類でも、明日にはやる気が無くなる。

それを妻も見透かしているはずなので、
「どーせ、そんなこといってアンタ片付けないでしょ。もうこれだから…」
って思ってるはずなのです。

過去にちはねこ家も、この件については色々ケンカしてます。

でも今は思うのです。
ここで反発してもロクなことがない。片付けについては、妻の力を借りないといけない、と。

旦那としては、悔しいやら腹たつやら色々あるのですが、
負けるは恥だがの根性で、妻に従うようにしています。

そんな僕がキレるとき

そんなこんなで、基本的には妻に反発しないようにしている自分ですが、
どうしても夫婦なので、時々軽くケンカしてしまうことはあります。

先程、皿洗いをしていました。
基本的に妻は今は専業主婦なので、筆者ちはねこの家では、皿洗いは妻の仕事ということになっております。
ただ今日は、妻の具合がちょっと良くないので、珍しく(?)夫が皿洗いをしていたわけです。

ただ、家事全般があんまり好きでなない自分。
妻のために頑張ろうと流し台に立ったはいいが、
あぁ、面倒くさい。
まずは乾燥機の食器たちを片付けないと行けないのですが、まずはここが、ハードル高し。
少し濡れてると拭かないと行けない。色々分類しないといけない。
世の主婦にめちゃ怒られるかもしれないのですが、本音をいうとそんな感じです。すみません世の主婦様。

そんな自分ですが、
とりあえず乾燥機を片付けて、食器に着手したわけです。
でも当然ながら、面倒、面倒、と・・・

やりかけて、途中で中断したわけです。

無駄にキレる夫

これを見た世の主婦…だけでなく、男の方々もそうだと思いますが、
「なんでそれだけのことをわざわざ」と思うのかもしれません。
自分も今、落ち着いてこう文章化していて、なんかそう思います。

長年の勘から、物事を分割して進めて行くのが性に合ってると、自分で思ったのです。

でも、ここがADHD夫の残念なところで、
流しを放置、パソコン、スマホ、その他…

フツーに、それを見た妻は思うわけです。

(・・・なんでこれだけ残してあるの。最後まで片付ければいいのに)

そこでそれを軽く指摘した妻。
そしたら、夫(自分)が強い勢いで反発してきたわけです。

いま落ち着いて考えると、とても不思議な感じがするのですが、
その時は、妙に腹が立ってしまったのです。

(なんでだよ!途中で残しといて何が悪い!!いちいち指摘するな!!)

このあと夫(自分)は、
急にキレてしまった自分に反省するわけですが、
果たして、なんで自分はこんなに、ムキになってしまったのでしょう。

過去の嫌な思い出が、無駄な被害妄想を生み出す

厳しかった母親

振り返ると、ちょっと色々、嫌な思い出が蘇ってくるのですね。

このエッセイで何度も書いた通り、
僕はいわゆる「発達障害」というか、性格の偏りをもって生まれてきています。
そして、うちの母親は、そんな僕のことを考えて、できるだけ「世間様に迷惑をかけないように」と、あれこれ色々、教育してきました。

  • 物事は事前に準備しておきなさい、とか
  • 行動するときには相手の気持ちを考えなさい、とか

それ自身は非常に大切なことだし、
教えてもらって有り難く思ってることも、数多くあります。
いや、そもそも、こんなに性格的に偏りのある自分が、なんとか世間様と一緒に生活させて頂いてるのも、
私の母親が、熱心に自分を教育してくれたからだと思います。

ただ正直、
それが窮屈だったことも事実で。

注意するとともに、色々僕のことを認めてくれればよかったのですが
うちの母親は、割と本気で「褒めると人はダメになる」と思っている人らしく、

全く褒められずに育った自分は、
自分には取り柄が一つもない、自分はダメな人間だと思うようになってきました。

自分は

  • 物事を一つもやり遂げることができない
  • 自分は空気を読めない、ダメな奴なんだ
  • なんで自分はミスばっかりするのだろう。。。

なーんていう、メソメソした男子あるあるな感じになってしまったわけです。

「できない」コンプレックス

色々あって、僕もいい歳の中年おじさんになりました。
おかげさまで、そんなメソメソした感じからは脱することができるようになりましたが、
まだ、コンプレックスみたいなものが残っているのでしょうか。

妻から

「中途半端な人、キライ!」

って言われると、頭の中で

「お前は物事を一つも遂行できないダメな奴なんだ」

と、勝手に変換され、さらには

「ダメな奴、男失格、人間失格!」

勝手に変換する癖があるみたいなのです。

自分がムキになるときにはわけがある

妻も、「中途半端嫌悪」と言いますか、
中途半端な僕に対して、なんかキレることがあるのかもしれません。
ただ、相手のことはちょっとおいておきましょう。

僕も面倒くさい人間でして、
こういう「地雷」なるものが、たまーに、顔を出してきます。

相手はそんなに責めてないのに、
無駄に、ムキになってしまうことがあります。

被害妄想ってやつでしょうか。

妻も「なんでそんなに怒ってくるの!?(怒)」

と、怒ってくることに怒ってくるようになります。

こうなると、お互い、ロクなことがないですよね。

なので、このようなことになったときは、僕は
自分の中で

「何が自分の地雷だったのかな」

と、振り返るようにしてます。

キレないようにするのは無理なので 認識することから

僕も仕事で多くのお客様と接します。
そして、お客様だけでなく、中堅社員として多くの身内とも接します。

そこでいつも思うのは、
「人って、いろんなコンプレックスを抱えているなぁ」
ということ。

そして、自分も・・・

無駄な被害妄想とかで、
せっかくの自分の味方を失いたくないな、って思います。

キレないようにすることは難しかったりするので、
自分の「キレるポイント」をきちんと認識していくようにしています。

で、
「ごめんね、もしかしたら(あなたは)傷つけるつもりはなかったかもしれないけれども、自分が過剰反応してしまって・・・」
とか

「もしかしたらあなたはそう思ってないかもしれないけれども
 僕はこう、感じてしまった」

と、できるだけトゲを出さずに、謝るようにしています。

・・・しています、って言ってみましたが
なかなか、できないんですがね(苦笑)

職場で中堅社員にもなり、
部下のいろんな話も聞きますが、

自分で周りの味方を攻撃したり、
はたまた、そばにいるパートナーから攻撃されてみたり。

イラッと来ること、コンプレックス、色々あると思いますが、

「自分は被害妄想かもしれない」
「相手も被害妄想かもしれない」

って思うと、
ちょっとだけ、のんびり生きられるかも、しれません。

まとめ

被害妄想について
  1. つい人に吠えてしまう方は、ひょっとしたら、被害妄想というか過剰反応かもしれない
  2. 本当に攻撃されているのかもしれないけれども
    もしそうでなければ、もったいない
  3. 自分と相手の「地雷」は何かな、何を気にしてるのかなと意識すると、少し平和になる、かも☆

・・・なーんか、偉そうに書いて、しまったなぁ。

僕も喜怒哀楽が激しい人間で、
とりあえずすぐにキレてしまう人間なので。
反省、反省😅
すみません我が妻。我が同僚さま。